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机上の戯言

小説が趣味な管理人のブログです。
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 告白パラドックス

 SSバトル企画、参加作品の「告白パラドックス」、のあとがきです。

 恐れ多くもありがたくも、一応本日(4月22日現在)のアクセスランク2位を記録しています。
 ていうか、1位のアクセス数は短編じゃありえんだろ。

 そんなこんなで始まった企画ですが、どなたもかなりレベルの高い作品を投稿しておりまして(汗
 自らの矮小さにかなり実が小さくなる気分を味わっております。
 個人的に優勝は蜻蛉さんではないかと。恐らくコレは満場一致。
 書く前に星さんのSSを読んでおくべきだったかな……。懐具合と相談して断念しましたが。


 さて、今回の作品「告白パラドックス」ですが、正直かなり伝わりにくい作品になってしまったと思っています。
 そも毒電波企画からインスピレーションを得て発生した話です。
 毒電波的要素を除いて執筆したとしても、やはり伝わり難いものは伝わり難いんですね。
 夢オチとはベタでガチだな、と反省していたりします。
 というか、夢オチにするのならもう少しバレ難くするべきだったと思うのですが、それも後の祭りでして。作中には3000文字という制限に縛られながらも必死に盛り込んだ夢オチへの伏線が……!
 余談ですが、この作品は作者ページ執筆状況ではジャスト3000文字だったけれど、何故か投稿すると2800ちょいになっていたという謎。

 物語のオチが伝わり難いか、と思い、あらすじに若干ネタばらし的伏線を仕込んでおきました。
 僕が告白する〜的なことを書いていた気がします。

 ちなみに物語り始めの南さんの台詞。

「好きなの……あなたが」

 というのは、照れながら告白する女の子の体を装っていましたがその実、

「好きなの……あなたが?」

 という、侮蔑染みた嘲笑の問いかけであると、あらすじやその後の流れでどれだけの人が気づいてくれたでしょうか。そんな方がいたのなら心より感謝します。
 ちなみに、主人公である「僕」こと北くんの見た夢では、彼の台詞のみがすりかえられていて、南さんの台詞は現実と同じ…という設定です。
 それに気づいてもらうためにあの冒頭を書いたり、途中からそれに被せたりしました。
 この事に気づいてくれた方、もう一度作品を見直そう。
 きっと南さんの印象が180度回転します。

 またまた余談ですが、企画参加作品の登場人物にて、西以外の全方角が人物名で使われています。

 告白パラドックス。というタイトルについてですが、あらすじと内容の矛盾。それから可笑しな南さんの言動から付けたタイトルです。
 しかしながら。
 これまでの経験上、中途半端にカタカナ単語と漢字の単語を繋ぎ合わせるのは危険だと思っておりました。それでもこんなタイトルにしたのは、投稿が近づいてきて未だタイトル未定だったため、という一言に尽きます。

 SSのオチを付けるのは難しい!
 今回の教訓はまさにそれです。
 短い文章の中でいかにラストを爆発させるか、という点でかなり難しいです。
 物語のラストとは、それまでに積み重ねてきた全てが収束し、在る一つの答えを作り上げる瞬間だと個人的に思っています。
 例えばそれは伏線の集まりだったり。例えばそれはそれまでの過程であったり。
 SS作品においてはそのどちらも難しいんです。
 高々3000文字程度の作品では、最終的にオチで500文字を使用するとすれば、それまでの過程は2500文字にしかなりません。
 それではやはり重みが無く、最終段階で強い感慨が沸きません。
 また複線においても同意見。
 短い話の中に伏線を潜ませようとすれば確実にそこが目立ち、なんだかぞんざいに見えてしまいます。感づかれた伏線ほどつらいもんもありません。
 故に伏線を忍ばせるならば冒頭であり、それ以降は大きなリスクを伴うと。

 そういう点でSSはやはり難しい。

 キャラクターの状況を詳しく描写しようとすれば、物語における独白がおろそかになります。
 両方を最大限に活かすことは高難易度です。

 さてさて長くなったあとがきですが本日はこの辺で。

 次回の企画の際には、必ず今度の自分を越えて見せると誓います!

 SSバトル――――戦うと決めた。それが彼の誓い。

| あとがき | 18:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
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